2014-02-26 第186回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
ただ、この国家戦略特区税制の狙いというのは、資産の新規取得等を促進したいというところにその心があるわけでして、御指摘の歴史的建物の修繕につきましては、その対象にはなりません。
ただ、この国家戦略特区税制の狙いというのは、資産の新規取得等を促進したいというところにその心があるわけでして、御指摘の歴史的建物の修繕につきましては、その対象にはなりません。
多くの大名が泊まったりした家もそのまま残っている、非常に歴史的建物の多いところでございますが、この今井町も歴史的建造物群保存地域、地区などの制度を活用して町並み保存を図りました。
ここで私はちょっと、その歴史的建物を保存することで、神奈川県の大磯の例を挙げてみたいと思うんです。 大磯というのは、もう御承知のように、吉田茂首相始め歴代のいろんな政財の人物が別荘を作られた地域であります。明治から昭和にかけて多くの著名人が別荘を設けました。代表的なものだけ挙げても、伊藤博文、大隈重信、山県有朋、陸奥宗光、岩崎弥太郎、安田善次郎、島崎藤村、ずっと挙がっていきます。
しかし、実際のメニューは、例えば通産省は鉱山跡地のメニュー、あるいは運輸省は、例えば灯台のヘリテージパーク化、産業遺産化、あるいは農林水産省であれば、例えば農用水の分水工の跡地の産業遺産化、建設省は歴史的建物というふうなことでありますけれども、皆さん方が実際にその調整官庁としての役割を果たせるのですか。また、果たすつもりなんですか。
○翫正敏君 そういう重要な会議を経ずしてこういう計画をつくったから、逆に言うと重要な歴史的建物である市ヶ谷台一号館とか地下ごうを保存しようというような考えも浮かばないということになるし、今日に至ってはもう決まったことだから行け行けどんどんでやるしかない、こういうようなことになっておるということだと思うんです。